2022 年 11 月、OpenAI が公開した ChatGPT が、時代を大きく変えた。
それに追随するように、多種の生成 AI が誕生・公開された。
それらの中には、実態は他の生成 AI と同じであるが、UI が違うだけ、というようなものも含まれている。
そんな生成 AI を使って、業務の簡略化・簡素化は出来ないものかと考え、実際に行ったものを記載する。
1.小論文の添削
進路指導において、優秀な学校の生徒はどうかは分からないが、本校の、進学を希望する生徒のほとんどは推薦での進学を目指すことになる。そんな中で必須になるのが小論文であろう。小論文指導は個人差があり、しっかりと内容を読み込んで指導をする先生もいれば、パッと目を通して「いいんじゃない?」とか言って、他の先生にも見てもらうように、と仕事を丸投げするような人もいる。
出来るだけ丁寧に指導をしていきたいところであるが、小論文の添削はどうしても時間がかかってしまう。
そこで、生成 AI の活用である。ChatGPT のプロンプトに、「以下の小論文を添削して」と入れて、その後に生徒の書いた小論文を入れて Enter とするだけで、1 分もかからずに添削をしてくれるのである。
だが、生徒が書いた小論文を、わざわざ入力するのは・・・人によっては、そっちの方が手間がかかる・・・
そんなわけで、私は Google Classroom を使ってみた。
普段はプリントに書いた回答を「写真を撮って提出」としているが、小論文は「テキストデータで提出」としたのだ。生徒もめんどくさがるのだが、これには利点もある。神経科学(世間では脳科学とか言われる分野)から、脳に与える刺激は多い方が活性化する、しかも異なる刺激の方が圧倒的に活性化する、ということが分かっている。なので、生徒も
- 手で原稿用紙に記入する
- それを読みながら
- PC やスマホ、タブレットなどで入力する
というように、異なる刺激を与えることで、脳が活性化され、自分で少しずつ添削できるようになっていくと期待できる。
で、Classroom で提出されたテキストデータをコピーして、「以下の小論文を添削して」のあとに2行くらい改行して貼り付けると、バッチリと添削してくれるのである。ちなみに、改行したいときはそのまま Enter を押すと送信されてしまうので、「Shift + Enter」で改行できる。